おせち料理は、もともと中国から伝わった伝統行事です。

ですから、おせち料理に使われる食材は、実は漢方的な方面から見ても、身体に良いものがたくさん含まれているようです。

中国の古い医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」という本の中には、冬は特に「腎」を補うものを摂るようにと言われているようです。

この「腎」は、腎臓の機能に加え、性ホルモンや成長ホルモンなどに直接影響を与え、生命エネルギーを蓄える機能を持つといわれています。

ですから、身体を温める食材を摂ると良いようです。

例えば、黒豆、胡桃、栗、えび、にら、羊の肉、いわし、あなご、ニンニクなどです。

こう見てみると、おせち料理に使われる材料もかなりありますね。

例えば、黒豆。

今年もマメに暮らせますように、という願を込めて黒豆を煮ますが、漢方的には、血液の流れを良くし、むくみを取る働きがあります。

ビタミンB1がたくさん含まれていて、解毒作用もあります。

次に、えび。

えびの腰が曲がっているのが年配の方に似ているということで、長生きできますように、という願いをこめておせち料理に使われます。

漢方的には、えびは身体を温め、強壮作用があります。

またカルシウムがたくさん含まれているので、免疫力が高まるとも言われています。

さらに、栗。

栗きんとんが、金の塊に似ているので、経済的にも豊かになりますようにという願いを込めて作られます。

漢方的には、栗は身体の疲れやだるさをとったり、おなかが冷えて痛い人に効くといわれています。

【おせちの検索物語;http://waterdamagestop.com/】によると最近はお正月におせちを食べない家庭も出てきているようです。

時代が変わり、食事情が変化した影響ともいえるようですが、おせちにはこうした意味、そして作用があるのだと知ってほしいですね。